不良対策
正直に言います。 ツヤビケはとても難しいです。 私の職場でも、「これが原因だった!」「これをやったら直った!」 そういう明確な成功体験が……実はありません。
色ムラって、辛いですよね。 分かります。 だって、私も辛いから。 塗装って、条件が少しズレるだけで、まだらになったり、グラデーションのようになったりします。 これが色ムラです。
ダレ不良とは何か。 それは、塗料が流れてしまい、製品のフチや角、R部(急カーブ部分)に溜まってしまう不良です。 なんとなくイメージは湧くと思います。 でも、実はそれだけではありません。
ゆず肌。 あまり一般的には聞かない言葉かもしれません。 でも、クルマの塗装面を顔を近づけてよく見てみてください。 少し波打って見えるはずです。 それがゆず肌です。
浮遊ゴミ。 それは塗装現場において、ブツ不良に次ぐ永遠のテーマです。 とにかく、どこにでもいます。 ホコリ。 目に見えるものもあれば、見えないレベルのものもあります。
ハジキ不良とは? ハジキとは、文字通り塗料を弾いてしまい、塗装面にクレーター状の凹みができてしまう不良のことです。 一見すると小さな凹みに見えますが、これが非常に厄介です。
塗装管理の中でかなり重要なのが、粘度管理です。 一般の人にはあまり馴染みがないかもしれません。 簡単に言うと、塗料がどれだけサラサラしているか。これを管理することです。
塗装管理と聞くと…… 撹拌 粘度 保管 調合手順 このあたりを思い浮かべる人が多いと思います。 まぁ、一般的ではありませんが、塗装現場に従事している方なら知っていることですよね。
いつもは『ブツ不良』のメカニズムや一般的な対策についてお話ししていますが、今回は少し趣向を変えて、私の現場での「実体験(というか、冷や汗モノの失敗談)」をお話ししようと思います。
以前の記事で、塗料内のゴミ混入を確認するためにナイロンメッシュを使って回収する方法を書き ました。
塗料って高いんですよね……。 現場で働いていると嫌でも分かります。 だから会社としては当然、毎日どれだけ使ったのか、どれだけ廃棄したのかを細かく記録します。
最初は正直、養生ってそこまで意味あるのかな?と思っていました。 見た目を整えるためのもの、くらいの感覚だったのです。
今回は、実際に現場で起きた継ぎ手エア漏れの話です。







